2023年1月17日

共英製鋼、総合リサイクル推進

 脱炭素の流れが加速する中、鉄スクラップを主原料とする電炉への関心が一段と高まっている。電炉は一般的に生産時の二酸化炭素の排出量が高炉の4分の1とされており、温暖化対策には極めて重要な役割を担う。中でも異形棒鋼で国内シェア2割の最大手、共英製鋼では鉄をリサイクルするだけではなく、処理が難しい産業廃棄物を取り扱うなど、従来の電炉メーカーとしての枠組みを超えたさまざまなリサイクル事業に取り組んでいる。

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