2023年1月12日

薄板3品在庫連続減 11月末429万トン 足元需要環境まだら模様

 昨年11月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・5%、11万トン減の428万6000トンとなり、3カ月連続で減少した。430万トンを下回ったのは2021年8月以来、15カ月ぶり。例年、11月の在庫は7万トンほど減少する傾向にあるが、メーカーの生産抑制や自動車の需要回復が影響して、在庫削減が進んだ。高炉メーカー筋では「自動車分野が回復基調にあることから、(稼働日の相違がある12月と1月の)季節パターンを除けば、薄板3品在庫の減少トレンドは今後も継続する」(日本製鉄・薄板営業部)とみている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社