2023年1月11日

エバースチール AI自動検収を実用化 東鉄・宇都宮で始動

東京大学発スタートアップのEVERSTEEL(エバースチール、本社=東京都文京区、田島圭二郎社長)は10日、人工知能(AI)とカメラを活用し、鉄スクラップの検収などを自動で行うシステムを実用化したと発表した。東京製鉄・宇都宮工場で同社の基幹システムと鉄スクラップ自動解析AIシステムとの連携が完了し、国内で初めて検収AIアプリケーションの運用を開始した。AIによるスクラップの等級判定精度はすでに検収員の平均的な精度へと到達しており、今後は「ベテラン検収員レベルのAI開発を進めるとともに、鉄スクラップの自動配合クレーンシステムなどへの応用も目指す」(田島社長)としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社