2022年12月21日

日本製鉄、値上げ姿勢継続 物件H形鋼 店売り、12契据え置き

 日本製鉄は21日、物件(プロジェクト)向けH形鋼の価格は6月の物件H形鋼(JIS―H形鋼)、外法H形鋼(ハイパービーム)ともベース価格でトン当たり5000円値上げ、拡大サイズエキストラを含め本年度で同累計3万5000円の値上げを続け、従来方針に準拠した受注を継続すると発表した。店売りも引き続き対前月で据え置く。原燃料、資材、物流費、電力価格などの高止まりや円安傾向、カーボンニュートラル対応などコスト負担の増加に変化はなく、再生産可能な水準に向け、さらなる改善が必要としながらも従来方針を踏襲する。

スポンサーリンク