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2024.10.30
2022年11月9日
普通鋼電炉メーカー12社(連結9社、非連結3社)の2022年4―9月期決算が8日出そろった。原材料高などに伴う製品値上げで全社が増収となり、経常損益は7社が増益、4社が黒字転換した。主原料となる鉄スクラップ価格の高騰が一服する一方、販売価格の改善が進み鋼材マージンが大幅に拡大した。ただ、下期(10月―23年3月)は記録的な円安による電力・ガス料金の高騰が利益を大きく圧迫する。海外の景気減速などで先行き不透明感も増しており、販売価格を維持・改善する必要性が一段と高まりそうだ。
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