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2024.1.15
2022年10月28日
昭和電工の黒鉛電極事業は2022年通期で順調な販売が続いており、前年比3割の販売価格上昇を見込む。詳細は明かしていないが、上期から好調な生産が続いており、数量の回復に伴って全般的に値上げが実現しているという。市場環境は地域によって濃淡があり、欧州では不透明感も強まっており、インフレなどのリスク要因も注視している。ただ、長期では鉄鋼業の脱炭素化に伴う電炉の新増設を受け、電極需要の伸びを予測しており、原料の安定確保と電極の安定供給に注力する。
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