2022年9月30日

CBMM、能力5割拡張 フェロニオブ年22万トンへ

ニオブ世界最大手のブラジルのCBMMは、2027年をめどにフェロニオブ換算で年産22万トンと現状から約50%の能力拡張投資を進める考えだ。新型コロナウイルス禍で世界シェア8割を握る鉄鋼分野がやや停滞しているが、新たな鋼種の開発や新興国向けの需要開拓を通じて鉄鋼向けを増やすほか、今後の電池材向けの需要拡大もにらみ、将来に向けて追加能力を確保する。電池向けの酸化物が商業生産に移行する23年の年末をめどに新生産ライン投資の是非を判断。30年に向けた成長戦略の足場を固める。





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