2022年9月29日

OSAマーケット委員会 中・厚板など相場上昇

 大阪鉄鋼流通協会(OSA)のマーケット委員会がこのほどまとめた地区の鋼材販売状況によると、建築需要は大型案件が好調だが、中小案件が低調。製造業は自動車向けが挽回生産を予定、建設機械向けも増産傾向にある。原材料価格の上昇によるメーカー各社の値上げで、流通は価格転嫁を進める必要があるものの、道半ばとなっている。相場は冷延鋼板が値下がりしたものの、中・厚板の一部サイズと縞板、配管用鋼管(SGP)が値上がり。

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