2022年9月27日
鉄スクラップ、国内2カ月ぶり反落 海外市況の軟化映す
国内の鉄スクラップ市況が先週末の23日に2カ月ぶりに反落した。海外市況の軟化を映した。日本の主要輸出相手の韓国やベトナム向けの商談も価格・量ともに低迷している。電炉大手の東京製鉄は23日入荷分から全拠点の特級(H2相当品種)の購入価格をトン当たり500円下げ、週明けの26日にかけて全国に値下げの動きが広がった。日本鉄スクラップ総合価格(H2、26日時点、産業新聞調べ)は直近高値の16日から600円下がり、5万円になった。中部地区の市況は17日に他地区に先行して下落していた。
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