2022年9月9日

東京製鉄、本年粗鋼332万トン 20年比5割増

東京製鉄は、長期環境ビジョン「Tokyo Steel EcoVision2050」で掲げている「鉄リサイクルの促進と高度利用による国内鉄スクラップ購入量の増加」という目標達成に向けて順調に進捗している。鋼材販売数量の増加に伴い、2022年(1―12月)ベースの同社粗鋼生産量は約332万トンと20年比で約5割増となる見通しだ。カーボンニュートラル(CN)に向けた流れが加速し、鋼板類、条鋼類ともに電炉鋼材に対する関心が高まっている。近年で鋼材販売数量が大きく伸長していることから、需要家ニーズを捕捉し、鉄スクラップの国内循環を加速させる。

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