2022年8月19日

関東地区 鉄スクラップ相場反発 4カ月ぶり、買値上昇

下落が続いていた関東地区の鉄スクラップ相場の値戻しが進みはじめた。電炉メーカーや輸出業者が約4カ月ぶりに買値を引き上げている。盆休み前後に船積みが増え、緩んでいた需給が改善。H2の湾岸価格(輸出業者の集荷価格)は直近安値の3日から18日までにトン当たり3000円以上反発した。17日と18日には、電炉2社がH2買値をそれぞれ1000―1500円引き上げた。地区相場は下げ止まったとの見方が濃厚で、「本格的な鋼材需要期を迎える10月頃まで、強含み横ばい、もしくはジリ高で推移するのでは」(商社)とみられる。






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