2022年7月22日

日本精線 ステンレス鋼線8―9月契約 Ni系2万円値下げ Cr系3万円上げ

ステンレス鋼線最大手の日本精線は、ステンレス鋼線の8―9月契約価格をニッケル系(基本鋼種SUS304)でトン当たり2万円値下げ、クロム系(基本鋼種SUS430)で同3万円値上げする。ロッドメーカーによる7―8月契約分のステンレス線材価格改定に伴うもので、アロイ、為替変動に加え、クロム系のみ原材料メーカーのベース改定(同1万円)が加味されている。同社のニッケル系の値下げは20年4月契約以来となる。

スポンサーリンク