2022年7月15日

鉄産懇 中国の需給改善注視 国内需要は回復続く

鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は14日開催の会議後に世界市場への影響度の高い中国鉄鋼業の状況について「上海のロックダウン解除から1カ月が経ち、製造業が回復に向かっている。鉄鋼企業は減産し、市中の鋼材在庫が減少している。政府の粗鋼の減産政策は継続され、高水準の鋼材輸出は要注意だが減産によって需給の改善が続くとみている」と語り、需給調整の進展によって中国の鋼材輸出の増加に歯止めがかかる見方を示した。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社