2022年6月28日

東京電力 電炉メーカーに夜間操業休止要請 27―30日

 気温の上昇によって、東京電力管内の電力需給が逼迫する見通しになり、東京電力は一部の普通鋼電炉メーカーに対して、6月27―30日の期間、可能な範囲で夜間操業を休止するよう要請した。需給逼迫のピークは昼間から夕方にかけてであり、夜間の節電要請は「例えば揚水式発電では揚水をする際に電力を使うようで、これに比較的余裕のある夜間電力を活用するため、われわれに節電を要請したのではないか」(普通鋼電炉メーカー)とみる向きがある。「4日間休止すれば製品出荷対応が難しくなるため、可能な範囲で協力する」(同)としている。

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