2022年6月21日
流通2団体経産省ヒア 7―9月需要見通し 車挽回生産に不透明感
全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合の鉄鋼流通2団体は20日、経済産業省ヒアリングを行い、2022年度第2四半期(22年7―9月期)の需要見通しを報告した。自動車は半導体不足などからトヨタが第1四半期に前年比15%減の水準にとどまり、挽回生産は遅延、6月も世界生産が計画より減少している状況で本年度生産計画の達成は微妙とした。建・産機も部品・部材の調達難で生産調整が続くと予測する。建設は大型案件は順調だが、中小案件は依然として伸び悩む。新型コロナウイルス、ウクライナ情勢で先行き不透明感は強まるとみている。
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