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2024.10.30
2022年5月17日
国内の鉄スクラップ市況が約2週間にわたって下がっている。国内電炉メーカーのH2(鉄スクラップ代表品種)の買値は4月末から5月16日までにトン当たり3500円以上下落。中国のゼロコロナ政策による物流の停滞や、4月までに高騰した世界の鉄スクラップ価格に対する各国の高値警戒感が海外市況の反落をもたらし、日本にも影響した。先週末の14日からも電炉大手の東京製鉄が全拠点の鉄スクラップ購入価格をトン1000円下げ、各地の電炉や輸出業者が追随して買値を下げた。
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