2022年3月28日

フェロクロム価格交渉 欧州向け20%上げ

 南アフリカのフェロクロム大手、メラフェ・リソーシズは25日、4―6月積み欧州向けフェロクロム価格交渉が1―3月比20・0%の引き上げで決着したと発表した。ウクライナ侵攻の影響でロシア品の供給が止まり、欧州で供給不足感が強まり、スポット価格が上昇したのを反映した。日本勢は交渉中だが、アジアでは欧州ほどのひっ迫感はないものの、同様の値上がりが避けられない見通し。18%クロムのステンレス鋼種でトン1万7000円相当のコスト高は製品にも影響しそうだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社