2022年3月24日

ときわ会 H形鋼2月末在庫5カ月連続増 昨年5月以来の20万トン超

 日本製鉄によると形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の2月末在庫量は前月比2%増の20万3700トンと5カ月連続で増加した。21年5月以来の20万トン乗せとなった。稼働日数は減少したが、先高を見据えた調達やプロジェクトの出件から月次出庫はプラスで、入庫は下げた。在庫は前月より4000トン増えたが在庫率はダウンしており「過剰との指摘はなく、メーカー値上げを受けた価格対応の面に比重が置かれている」(厚板・建材営業部)と分析。大型案件、中小規模案件と出件しており、今後の増加に期待できるとし、最悪期を脱し、改善の方向にあるとみている。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社