2022年3月23日

アジアビレット市況急伸 フレート上昇、なお先高観

ロシア・ウクライナ情勢が世界に鉄鋼製品や半製品、鉄スクラップの供給不安をもたらしていることを背景に、アジアのビレット市況は急激かつ大幅に上昇し、先高観が台頭している。足元のビレット輸出価格はSD295相当品でCFR(運賃込み条件)825―830ドル(9万9000―9万9500円)前後で推移しており、3月入り後で同130―140ドルアップ。一部で物流網も麻痺していることから、フレートも上がっている。一方、中国のバイヤーはロシア産ビレットの輸入を継続しているもようで、中国向け輸出価格は他エリア向けに比べて上昇ピッチが遅れている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社