2022年3月18日

新報国マテリアル 三重の鋳鋼生産性強化

新報国マテリアルは今期(2022年12月期)、三重工場(三重県三重郡川越町)で手掛ける鋳鋼の生産性を引き上げる。シームレスパイプ穿孔工具用溶鋼を鋳込むための鋳型を製作する造型プロセスを見直すもので、22年央をめどに「生型造型法」による自社造型を休止し、協力会社に委託する形で「コールドボックス造型法」に切り替える。造型工程を外部に委託することで三重工場は現行の造型スペースを鋳鋼製造スペース(鋳込み場)の拡大に利用することができることから、鋳鋼の生産能力が現行比で10%程度アップする。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社