2022年3月16日

関東地区 平・角鋼相場5000円上伸 先高観映し流通強腰維持

関東地区の平鋼、角鋼相場がトン当たり5000円レベル上伸した。継続的に実施されたメーカー値上げを受け、流通段階では価格転嫁のため、売り腰を強め、浸透を図ってきた。平鋼はベースサイズトン当たり13万5000円、角鋼が同16万円どころ中心に上昇した。原料の鉄スクラップ価格は高値寄り推移を続けており、メーカーサイドでは物流などの諸コストのアップなどと合わせコスト圧迫要因は強まっている。これらを加味し、採算確保重視の展開を続けている。このため市中では先高観も強まり、流通段階でも仕入れ値アップを受けて、採算確保に注力する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社