2022年3月16日

東海カーボン 大口径電極の供給強化 生産能力比率5割に、内外で設備改造

東海カーボンは、今後需要拡大が見込まれる大口径(スーパーサイズ)電極の供給体制を強化する。長坂一社長によると、急拡大が見込まれるスーパーサイズ電極の生産に、経営資源をシフトさせる考えだ。日米独で年産約10万トンの電極生産能力の約3割を占めるスーパーサイズの比率を、将来的に4―5割に引き上げることも視野に入れ、内外生産設備の改造に着手した。得意とする高付加価値製品の比率を高めることで、課題としてきた電極事業の収益力を高め、成長軌道への回帰を図る戦略だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社