2022年3月15日

関東地区 異形棒市況11万円の攻防 鉄スクラップ高が強気材料に

 関東地区の異形棒鋼の商談は商社とゼネコンとの間でトン11万円に向けた攻防に移りそうだ。鉄スクラップ価格が急騰したことで一部メーカーが販売価格を11万円に上げ、商社が唱えを上げる構えを見せている。建築物件が少ない中で2月に続く急速な値上がりにゼネコン側の抵抗は強く、売買は停滞したままだが、ウクライナ情勢を背景に強含む鉄スクラップ価格が棒鋼市況を押し上げる構図が続き、市況のステージは足元のベース10万3000円から大きく上がる見込みだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社