2022年3月11日

鉄産懇 市場変動への対応重視 中村会長、ウクライナ情勢受け

鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は10日開催の会議後に「ロシア・ウクライナ情勢によって資源・エネルギー価格が軒並み上昇している。ウクライナの現地鉄鋼ミルが操業を停止し、経済制裁によってロシアのEU向け鋼材輸出の停止や黒海海上貿易の停滞で国際鉄鋼需給はタイト化が想定される。経済産業省と連携して動向を注視し、起こり得る変化に対して適切な対応を取る必要がある」と語り、激しい市場の変動への備えを求めた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社