2022年3月10日

バナジウム市況続伸含み ロシア品供給不安、5割高

 フェロバナジウム相場はウクライナ情勢を受けて一段高に移行しており、続伸気配だ。関係者によると直近のスポット価格はロシアのウクライナ侵攻前に比べて5割上がった。欧米などの対ロシア制裁などを受け、世界の生産比率で2割近いロシア品の供給不安が広がった。足元ではロシア品の供給に支障はないが、在庫を厚めに備える動きや、将来の供給途絶などに備えて調達先をシフトする動きもあるという。品目は不明だが、ロシアが対抗措置で非友好国向け原材料輸出を停止する動きもあり、バナジウム市況は上昇含みだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社