2022年3月8日

原料炭市況が最高値更新 ロシア炭供給途絶懸念で

 ウクライナ情勢を受けて、原料炭市況が大きく上がった。業界関係者によると、豪州強粘結炭のスポット価格はFOBトン560ドル(6万4300円)と最高値を更新した。1週間で約100ドル値上がりした。最高値圏で推移していたが、欧米などの経済制裁でロシア炭の国際市場への供給が止まる懸念が広がり、元々タイトなスポット市場を押し上げた。サイクロン多発時期で供給に制約がある中、ロシア炭の状況次第で異例の高値が続く可能性もある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社