2022年3月4日

関東地区 平鋼市況5000円上昇へ

関東地区の平鋼、角鋼相場が上伸基調に転じ、上含む見通しとなってきた。平鋼流通大手はメーカーサイドの継続的な値上げを受けて売り腰を強めており、平鋼、角鋼でトン当たり5000円レベルアップする。平鋼はベースサイズ当たりトン13万円、角鋼が同15万5000円どころ中心で、メーカー値上げを受けた流通段階の価格転嫁は末端までの完全浸透には至っていない。メーカーサイドでは昨年11月契約、12月契約と段階的に値上げを実施しており、流通サイドでも採算確保のため、帳破明けまでの浸透を目指し、積み残し分の販価是正を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社