2022年2月24日

ときわ会H形在庫 4カ月連続増20万トン際

日本製鉄によると形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の1月末在庫量は前月比5・4%増の19万9700トンと4カ月連続で増加した。6カ月続いて18万トン台で推移してきたが、当月は19万トンに乗せた。稼働日数は減少、月次出庫はマイナスで、入庫も下げた。在庫は前月より1万トン以上増えたが「土木用のダブルサイズなど一部サイズは品薄で、建築着工が増加の方向にあり、春先以降の需要回復が見込まれ、需給は引き締まってくる」(厚板・建材営業部)と予測。大型案件を中心に中小規模案件の出件増に期待できるとみている。中国が全国人民代表大会を控え、経済対策を打つとの観測もあり、東アジアで鋼材需要が伸展する見方が出ている点も注視していく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社