2022年2月21日

異形棒鋼 関東市況上昇9万8000円

関東地区の異形棒鋼市況が強気に転じ、トン約9万8000円(ベースサイズ・直送)と先週に3000円方上昇した。鉄スクラップ価格が2月に大きく上がったことで電炉メーカーが値上げをアナウンス。赤字回避に向けて販売価格10万円以上を目指す電炉メーカーの姿勢をみて商社・問屋が唱えを一段高めた。中小物件の需要はなお鈍いが、夏場に向けて新規の大型再開発案件が動くとみられ、原料高が続く中、市況は10万円台をうかがう勢いを見せている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社