2022年2月17日

大同特殊鋼3契 特殊鋼鋼材と工具鋼値上げ

大同特殊鋼は17日、2022年3月契約分から、特殊鋼鋼材と工具鋼製品のベース価格を追加で引き上げると発表した。特殊鋼鋼材は構造用鋼、ばね鋼、軸受鋼、ステンレス鋼で、国内向け(ひも付き、店売り)、輸出ともに対象で、3月契約分(4月納入分)から実施する。上げ幅は主原料を除くベース分として、実施時期などこれまでの値上げ浸透状況を踏まえ、需要家によっては同2万5000円になる。「今回のベース値上げで主原料以外のコストアップ分の販売価格への転嫁を完遂する」(同)。これで21年入り後の累計上げ幅は同5万5000円。同社の値上げは21年11月契約分(12月出荷分)以来4カ月ぶりになる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社