2022年2月17日

関東普通鋼電炉14事業所 2月粗鋼34万トン見通し

 関東地区普通鋼電炉メーカー14事業所の2月の粗鋼生産量は前年同月比1・3%増、前月比1・3%増の34万3000トン前後となる見込み。年始の炉休を実施した反動影響などで、2月の生産は4カ月ぶりに前月比増加が予想されるものの、異形棒鋼を主体に出荷低迷が深刻化しており、生産水準は低レベル。東日本は一部メーカーで製鋼トラブルが発生したため、下押し傾向にある。この需要環境下、主原料・鉄スクラップ価格が急速かつ大幅に上昇しており、「需要低迷下での原料高で収益が著しく悪化している」(関東地区大手電炉メーカー)と、特に適正販売価格に到達していない異形棒鋼メーカーは危機感を強めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社