2022年2月16日

12月国内向け普通鋼受注 4カ月連続減336万トン

 日本鉄鋼連盟が16日に発表した用途別受注統計によると、12月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は335万9000トンと前年同月比1・1%減と4カ月連続減少した。製造業用は半導体の調達難やコロナ再拡大による工場の操業休止など自動車分野の需要が同7・1%減と下げたものの、産業機械用、船舶用などの伸びで146万9000トン、同0・4%増と微増だった。一方、建設用は建築用、土木用とも減少、同9・3%減と建設のマイナスが内需全体の減少につながった。前月比は建設用は減少したが、製造業用が自動車の42・8%増により23・7%増と伸展したことで、内需全体は8・7%増加した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社