2022年2月15日

関東電炉、異形棒追加値上げへ コスト上昇 採算悪化に危機感

 関東地区異形棒鋼電炉メーカーは、鉄スクラップ価格や各種コストの上昇に伴う採算のさらなる悪化を回避するため、追加値上げに踏み切る動きを見せている。地区大手メーカーは1月1日以降の契約分で異形棒鋼の販価をトン当たり2000円引き上げ、同9万8000円に改定した。ただ、2月入り後は鉄スクラップ市況が再び上がるなど、「足元のコスト環境を踏まえた場合、トン10万円以上に販売価格を引き上げなければならない」(大手異形棒鋼メーカー)状況にあり、赤字拡大を避けるため、再び販価引き上げを検討している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社