2022年2月9日
1―3月生産計画 粗鋼1.8%減2377万トン 国内向けは前期上回る
経済産業省が8日まとめた2021年度第4四半期(1―3月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比1・8%減の2377万トンと2四半期ぶりに減る。高炉改修も影響して減るが、鋼材生産は前期並み。自動車の減産からの回復が遅れるが、建産機向けなど好調な需要を織り込み、国内向けは前期を上回る一方、市況下落などを受けて、輸出向けは減る。経産省金属課によると、自動車生産回復時期の見方には差があり、1月下旬時点までの集計を反映した計画は、自動車の減産が長引けば下振れもあり得る。
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