2022年2月8日

日本製鉄 22年度上期ひも付き交渉 薄板1―2万円値上げ

日本製鉄が自動車・電機・建材などの取引先と進めている2022年度上期の薄板ひも付き商談が佳境に入っている。出荷前に価格とおおむねの数量をまとめる交渉先決め活動の一環となるもので、すでに電機や建材など多くの需要家と21年度下期に比べトン当たり1万―2万円の値上げで合意したケースが増えているもよう。また、電機などの一部需要家に対してはこれまでの納入時を価格決定の起点とする「納入」商談から、鉄鋼メーカーの出荷時点を起点とする「積み」商談への変更も求めているようだ。期間については4―6月、4―9月と需要家ごとに取り決めている。




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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社