2022年2月4日

薄板3品在庫再び増加 12月末454万トン

2021年12月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比約7万6000トン増の454万4000トンとなり、再び増加した。半導体、海外からの物流混乱などで減産を余儀なくされた国内自動車生産や、需要家と鉄鋼メーカーの稼働日の相違などの季節要因が影響した。日本製鉄が先月から名古屋製鉄所の高炉改修に入り高炉の供給制約の側面は強くなっているが、自動車を中心にした製造業の活動が新型コロナウイルスのオミクロン株の感染再拡大などで不安定さを増しているだけに、在庫調整に時間がかかる可能性も高くなってきた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社