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2024.12.24
2022年2月4日
2021年12月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比約7万6000トン増の454万4000トンとなり、再び増加した。半導体、海外からの物流混乱などで減産を余儀なくされた国内自動車生産や、需要家と鉄鋼メーカーの稼働日の相違などの季節要因が影響した。日本製鉄が先月から名古屋製鉄所の高炉改修に入り高炉の供給制約の側面は強くなっているが、自動車を中心にした製造業の活動が新型コロナウイルスのオミクロン株の感染再拡大などで不安定さを増しているだけに、在庫調整に時間がかかる可能性も高くなってきた。
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