2022年2月2日

鉄スクラップ 関東3カ月ぶり小幅上昇

関東地区の鉄スクラップ価格が3カ月ぶりに小幅上昇している。先月29日から今月1日にかけて、複数電炉メーカーが買値をトン当たり500―1500円上げた。アジア向け価格の急反発によって1月中旬以降続伸する関東の湾岸価格に押し上げられた。昨年10月末以降、下げ基調が続いていた市況の潮目が変化している。1日時点でも湾岸価格は上昇を続けていることから、まだ様子見姿勢を崩していない他電炉にも買値引き上げの動きが波及しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社