2022年1月31日

鉄流懇 橋本会長 供給網混乱、市場に負荷 物流24年問題 「対応が急務」

 鉄鋼流通問題懇談会(会長=橋本直政・JFEスチール専務執行役員)は27日、定例会合をオンライン開催した。会合後、本会長は会見し、鋼材市場について新型コロナウイルス禍からの回復が進む中で、半導体調達難が自動車生産を減少させるなど「サプライチェーンでモノがうまく流れず、ストレスがかかり始めた」と現状を分析。その上で「来年度上期は大きく落ち込む分野は見られず、堅調な流れに変化はない。緩やかな回復を踏まえ、慎重に需給を見ながら取り組むことが肝要」と実需見合いの慎重な対応を求めた。2024年度から働き方改革で物流などで労働時間の上限規制が施行される24年問題も勘案し、「対応が急務」と呼び掛けた。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社