2022年1月26日

特殊鋼労使懇談会開く オンラインで安全への取り組み重点 専業6社出席

特殊鋼労使懇談会が25日、オンライン会議システムを活用して開催され、専業メーカー6社(大同特殊鋼、愛知製鋼、山陽特殊製鋼、三菱製鋼、日本高周波鋼業、東北特殊鋼)の社長と労務担当役員、基幹労連幹部や6社労組委員長が出席した。

 幹事会社である大同特殊鋼の石黒武社長は、「特殊鋼業界の現状と今後の課題」を説明。石黒社長は取り組むべき第1の課題に「安全への取り組み」を挙げ、「鉄鋼業界における重大災害の発生状況は3年連続で減少してきたが、2021年は8件と大幅に増加し、深刻に受け止めている。中堅からベテラン従業員が関係する災害も少なからず見られ、経験年数の長短を問わず、働く全ての方々の重大災害撲滅を目指し、安全水準向上への取り組みをより強化していくことが肝要だ」と述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社