2022年1月26日

ステンレス条鋼・鋼管市況 原料高受け上伸局面 メーカー春先にも値上げ

ステンレスの条鋼や鋼管市況は上伸局面を迎え、流通は棒鋼でトン当たり5万円の値上げを進めている。溶接鋼管は同6万円、シームレス鋼管は1割程度、販売価格を上げている。原料高の影響でメーカーが値上げを実施する中、流通は1月に入ってから販売価格の引き上げに着手。2月の浸透を目指す。足元ではLMEニッケル価格が11年ぶりにポンド当たり10ドル台の高値を付けており、ニッケル価格の強気配が続くと、メーカーは春先にも契約価格を上げる可能性が高い。市況は上伸後も、強基調を保ちそうだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社