2022年1月25日

日本金属、販価体系抜本見直し

ステンレス圧延大手、日本金属は資源価格が急激に変動する経営環境下で再生産可能な適正マージンを確保するため、抜本的な販売価格体系の見直しに着手した。2021年度からステンレス加工品の販売価格にアロイリンク方式を導入。またステンレスモール材で広幅エキストラの設定を検討している。原料やエネルギーなどの価格高騰に伴う母材調達費用上昇分、製造コストアップ分を自助努力で吸収することは難しく、販売価格体系自体を見直しているもので、「収益改善の効果が着実に表れてきている」(下川康志社長)という。




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