2022年1月14日

鉄スクラップ500円下落 関東地区、輸出減で需給緩和

関東地区の鉄スクラップが13日にトン当たり500円下落した。輸出の船積み減による需給緩和が影響した。東京製鉄の宇都宮工場を含め、おおむね北関東の電炉メーカーが鉄スクラップの買値を下げた。先行して買値を下げていたシッパーや南関東の電炉メーカーの多くは様子見している。ただ12日に関東鉄源協同組合が実施した鉄スクラップ輸出入札での平均落札価格がトン5万円を超え、アジア向け輸出価格は底を打った。今後の関東相場も大幅な下落には至らないとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社