2022年1月11日

原料炭 需給・価格の正常化焦点 22年、安定確保が課題

原料炭価格は過去と比べて高止まりしており、2022年は需給、価格の正常化が焦点だ。昨年は豪州炭でFOBトン400ドル(4万6400円)を超える最高値を付け、特殊要因で北米炭などの中国着価格は600ドルを超えた。中国が粗鋼生産の大幅減産に移行するなどで、下げ調整したが、なお高い。世界的な需要回復や米中対立に絡む中国の豪州炭輸入禁止など昨年来の状況が継続。長期的には脱炭素化の流れの中で新規炭鉱開発が進みにくい中、鉄鋼業は原料炭の安定確保が課題だ。





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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社