2021年11月17日
9月国内向け普通鋼受注 10カ月ぶり減321万トン
日本鉄鋼連盟が16日に発表した用途別受注統計によると、9月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は320万8000トンと前年同月比4・3%下げ、10カ月ぶりに減少した。製造業用は半導体や部品調達難が続く自動車が22%減少したことで同8・2%減と10%近く落ち込んだ。建設用も建築・土木とも振るわず、7・7%減と減退、製造業用、建設用とも前年同月実績を下回ったことで、受注量を押し下げた。前月比は前月が夏季休暇など季節要因から減少したのに対し、3・5%増と増加に転じた。
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