2021年10月29日

関東相場 鉄スクラップ続騰

関東の鉄スクラップはH2を中心にトン当たり1500円続騰した。需要が堅調な形鋼を生産する東京製鉄宇都宮工場が28日に鉄スクラップ全品種の買値をトン1500円上げ、H2相当品種の買値をトン5万6000円とした。同工場の買値がトン5万5000円を超えたのは2008年8月以来、13年2カ月ぶりだ。28日、東鉄・宇都宮の動きに他需要家も追随したものの、注文が減退している丸棒を生産する電炉や在庫過多気味のシッパーは買値の上げ幅をトン500―1000円程度に抑えている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社