2021年10月29日

橋本・鉄連会長 原料価格高止まり 全国粗鋼9500万トン推移

日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(日本製鉄社長)は28日開催の会見で本年度と来年度の全国粗鋼生産について「自動車の減産がいつどのように回復するかだが本年度は9500万トン内外となり、来年度は本年度並みの数字となるだろう。現在1億トンを生産はできない。高炉メーカーは先々をみた構造対策で上工程を止め、能力減によって高炉改修の影響は大きくなる。よほど経済の底割れがなければ9500万トン台の水準で推移すると思う」との見通しを述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社