2021年10月27日

小棒懇 構造的課題が顕在化

全国小棒懇談会は26日、オンラインで定例の記者会見を開催し、遠藤悟会長(日本製鉄執行役員厚板・建材事業部長)は小形棒鋼を取り巻く状況について、「足元は鉄スクラップを中心に原料価格が一段と上昇し、脱炭素化の動きなどグローバルな構造的課題が顕在化している面がある。加えて電力や副資材、物流費などのメーカーコスト、流通加工段階での労働力確保など多数の課題に対応しなければならず、中でも急激かつ大幅なコスト変動については小棒に関する鉄鋼のサプライチェーンの中だけでなく、そのサプライチェーンを越えた適切なコスト対応を追求するべく、理解を得ていくことが必要不可欠」と述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社