2021年10月25日

全国粗鋼、4―9月3割増4842万トン 需要回復、高炉フル操業

 全国粗鋼生産量は4―9月期に4842万2800トンと前年同期比30・6%増加した。9月は814万3800トンと前年同月比25・6%増え、7カ月連続増。部品不足などで自動車生産は減速したが他の製造業や建設の需要は新型コロナウイルス禍から回復に向かい、高炉メーカーがフル操業を続けた。海外需要はコロナ禍から徐々に抜けて戻りつつあり、自動車生産も来年1―3月期に反転する見通し。一方で供給は一部高炉の休止など制限があり、需給は下期もタイトな状況が続く見込みだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社