2021年10月20日

鉄スクラップ続騰 国内相場、鋼材需要期で

関東の鉄スクラップ相場が19日からトン当たり1000円続騰した。電炉大手の東京製鉄・宇都宮工場は直近安値の今月1日時点から鉄スクラップ特級(H2相当品種)の購入価格を累計でトン7000円上げている。9月以降、主に中部以西の電炉メーカーで形鋼類や薄板類の生産が増え、関東から中部以西向けの鉄スクラップ出荷が増して需給が急激に引き締まった。ベトナムなど海外相場が徐々に上昇していることも日本の相場を押し上げる要因となったようだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社