2021年10月19日

鉄スクラップ 大阪地区相場が続伸 電炉 製品再値上げ「不可避」

 大阪地区の鉄スクラップ相場が先週末までに続伸した。電炉生産の回復に伴って鉄スクラップ需要が夏場に比べて大幅に増え、需給が引き締まっている。一方、新型コロナウイルス禍で建築需要は盛り上がりを欠き、原料高を背景にした価格転嫁の動きは鈍りつつある。ただ、原料高に副資材価格や電力料金の上昇なども重なり、下期での巻き返しを図ろうとするメーカー各社の収益がさらに圧迫されて再値上げが「不可避」となりそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社